23歳で高宮町に戻り、豆腐をつくり始めて、2019年で27年が経過しました。
当時は高田郡であった現在の安芸高田市には、同じような家族経営のお豆腐屋さんは、多くありましたが、今では弊社だけとなりました。その間、県内を始め県外から、様々な種類のお豆腐や油揚げが流通するようになり、地場産だからという地産地消の概念は通用しない状況に変化している一面も感じています。
しかし私が今日まで豆腐製造業を続けることができたのは、一重に、弊社の商品を御愛食くださいましたお客様方のお蔭に他なりません。
残るということは、深い意味と責任を背負うものであると感じています。 それは商品への信頼であり、その信頼をいただける豆腐づくりの継続が地元の方々からご支持頂ける企業へ成長していくものであると信じ精進して参る所存でございますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。
